ナッシュビルのキリスト教学校で６人死亡「計算され計画された」銃乱射事件、警察が動機を捜査

ナッシュビルの警察は、米国の学校銃乱射事件としてはここ1年近くで最悪の規模となった事件で、ARスタイルの武器と詳細な地図を持ってキリスト教徒の小学校に侵入して発砲し、児童3人と大人3人を殺害した元生徒の背景と動機を詳しく調べている。

28歳のオードリー・ヘイルと特定された銃撃犯は月曜朝の襲撃中に警察に射殺され、ナッシュビル地下鉄警察は「事の次第」を詳細に記したコベナント・スクールの「描かれた」地図を残した。ジョン・ドレーク署長は語った。

襲撃の数分前に犯人が送ったと思われるソーシャルメディアメッセージの中で、ヘイルさんは自殺する計画を述べ、「何か悪いことが起きようとしている」と幼少期のチームメイトに宛てたメッセージをCNN系列局WTVF番組で共有した。 元チームメイトはヘイルを「慰め、励まそうとした」後、当局に電話したと、受け取った本人がWTVFに語った。

警察が暴力事件の原因を解明する中、当局は銃撃犯がナッシュビル地区のどこに住んでいたかを特定し、ヘイルさんの父親に事情聴取を行ったという。 捜査官らは火曜日に現場の処理を行い、コベナント長老教会の奉仕活動として運営されている私立小学校で起きた約14分間のテロの間に何が起こったのか、さらなる詳細を収集する予定である。

ＣＮＮの集計によると、この襲撃事件は２０２３年にアメリカの学校や大学で少なくとも１人が負傷した銃撃事件としては１９件目で、２１人が死亡した５月のテキサス州ユヴァルデでの襲撃事件以来最悪の事件となった。 2008年以来、このような銃撃事件は約562件発生している。

ナッシュビルの銃乱射事件が発展すると、心配した保護者たちが学校に駆けつけ、銃声が爆発し警察が犯人と対峙する中、怯えた生徒や教師たちは身を隠すことを余儀なくされ、銃による暴力に衝撃を受けた米国の他の学校の長いリストに、悲しみに暮れるキャンパスコミュニティが加わった。

警察署長は月曜の記者会見で、「これと子供たちが建物から連れ出されるのを見て、文字通り感動して涙があふれた」と語った。

ライブアップデート:ナッシュビル コベナント学校銃乱射事件

殺害された学生３人は全員９歳だった。 警察は彼らをエブリン・ディークハウス、ウィリアム・キニー、そして主任教会牧師チャド・スクラッグスの娘ハリー・スクラッグスと特定した。 シンシア・ピークさん（61）も死亡した。 キャサリン・クーンス、60歳。 とマイク・ヒル容疑者（61）が警察によると明らかにした。

2018年にナッシュビル地区のワッフルハウスで起きた銃乱射事件で息子のアキラ・ダシルバさんが殺害されたショーンデル・ブルックスさんは、月曜日にもう一人の息子が近くの学校で封鎖されていたため、あのつらい瞬間を思い出した。

「心が落ち込んだ」とブルックスさんは振り返る。 「また銃乱射事件が起きた。」

数年前にコベナント・スクールに通っていたヘイルさんは、銃撃に関する文章を残しており、ナッシュビルで2番目の襲撃の可能性がある場所を偵察していたが、「しかし、容疑者による脅威の評価、つまり警備が厳重すぎるため、そうしないことに決めた」と述べた。ドレーク警察署長は語った。

警察は、この書き込みにより、キリスト教学校への襲撃が「計算され、計画された」ことが明らかになったと述べた。 ドレイク氏は、銃撃犯は「複数の弾薬を所持し、法執行機関との対決に備え、実際に行われた以上の危害を加えることを覚悟していた人物だった」と述べた。

ARスタイルのライフル、ARスタイルのピストル、拳銃の3つの武器が発見され、警察はヘイルが少なくとも2つの武器を合法的に入手したと信じていると同氏は述べた。 警察によると、ヘイルさんの自宅で執行された捜索令状により、切断された散弾銃、2丁目の散弾銃、その他の証拠品が押収されたという。

これまでのところ、この銃撃者についてはほとんど知られていない。 LinkedInのプロフィールによると、ヘイルさんはナッシュビルのノッシ芸術デザイン大学を昨年卒業し、同校の学長がCNNに認めたところによると、フリーランスのグラフィックデザイナーやパートタイムの食料品買い物客として働いていたという。

警察はヘイルを「女性射手」と呼び、夕方の記者会見でヘイルはトランスジェンダーであると付け加えた。 広報担当者は説明を求められた際、ヘイル氏がソーシャルメディアのプロフィールで「男性の代名詞」を使用していたとＣＮＮに語った。